まさか!のときに役に立つ 損害保険(火災保険)

身近な損害保険である「火災保険」「自動車保険」。
しかし意外に「補償内容を知らない」、「見直しをしていない」人が多いのです。
長期の契約をそのままにしていたり、契約更新だけで契約内容をチェックしないままということはありませんか?
損害保険は、家計では到底対処しきれないような大きな経済リスクをカバーする保険です。
この機会に損害保険も一度チェックしてみましょう。

火災保険の見落としがちな4つのチェックポイント

ポイント1「建物」と「家財」それぞれ契約が必要!

火災保険は、「建物」と「家財」※1それぞれに契約することが必要です。家財の補償も忘れないでつけましょう。賃貸住宅にお住まいの場合は、家財を対象とした火災保険を契約することができます。(建物を対象とした火災保険は貸主が契約することになります。)

※1 家財を対象とした火災保険を契約する場合、1個または1組の価格が30万円を超える貴金属、宝石、美術品などは、「明記物件」といい、契約の時に申込書に明記しないと補償の対象となりません。(CO・OP火災共済には明記物件の扱いはありません)

ポイント2我が家にぴったりの「過不足のない補償額」に!

火災保険では建物や家財の価値以上の補償額を掛けることができません。災害などで空いた穴(損害分)をぴったり埋めるのが損害補償の基本的な考え方です。
たとえば再建価格が4000万円とすると、損害補償(保険金額)は4000万円、ちょうどぴったり掛けておく(全部保険)のがベストです。ところが実際には、必要補償額に足りない場合(一部保険)、多く掛けすぎている場合(超過保険)も多く見られます。一部保険の場合、家を再建するだけの補償がなく、最悪家が再建できないかもしれません。現在加入している補償額を確認してみてください。過不足のある場合は、ちょうどぴったりの補償額に変更手続きをしましょう。

ポイント3風水害・火災・地震にも備える!

自然災害では、台風による水害被害が大半です。加入の保険には水害の補償がついていますか? 火災保険には水害に対応していないものもあるのでご注意ください。
また地震による火災や倒壊は、火災保険では対象になりません。地震に備える場合は、「火災保険」とセットで「地震保険」を契約することになります。

ポイント4再調達価額を選ぶ(時価額と再調達価額の違い)

火災補償を考える上で大切な点は、「いままでと同程度の住宅が再建できるのか」ということです。ですので再建可能な補償がある「再調達価額」での加入が望ましいのです。

「時価契約」……… 年月の経過と共に家の価値が減った分(減価額)を差し引いた額しか加入できない。
「再調達価額」…… 同等の住宅を新たに建築あるいは購入するのに必要な金額が補償される。

▲生活クラブFPの会 佐藤 里子

ページトップへ