主婦が働く時の税金と社会保険②〜150万円・201.6万円の壁

 主婦がパートなどで仕事をした時、103万円以内の年収であれば本人の所得税は非課税です。そして夫は配偶者控除が使えるので所得税を減額することができます。(夫の給与年収は、1,095万円以下とします)

 では、103万円以上働いた時はどうなるのでしょうか?

 まず、妻本人に所得税と住民税が発生します。また夫の収入から差し引かれる控除は、配偶者控除の38万円はなくなりますが、今度は配偶者特別控除の38万円が使えます。配偶者特別控除は、妻の年収が150万円を超えると段階的に減り、201.6万円以上になると無くなります。150万円、201.6万円は、配偶者特別控除にある2つの壁です。

 配偶者控除、配偶者特別控除は、以前からありましたが、平成30年(2018年)1月から納税者本人(上記の例では夫)の所得制限ができました。給与所得のみなら、年収1,095万円を超えると控除額が減り、さらに1,195万円を超えると、配偶者控除、配偶者特別控除が全く使えなくなりました。

 年末調整の書類には、夫と妻、それぞれの年収の見込み額を記入する欄があります。特に、妻の年収が150万円〜201.6万円に該当する場合は、配偶者特別控除の金額が変わるので、見込み額が大幅に変わらないように注意して記入してください。

パート収入に関する税金・・・国税庁「家族と税」参照:こちら

NPO法人Wco.FPの会 藤井 智子

 

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