主婦が働く時の税金と社会保険③〜手ごわい130万円の壁

 夫が厚生年金に加入している場合、妻の年収が130万円未満なら、国民年金の第3号被保険者になり、健康保険も夫と同じ保険証が使えます。また保険料の負担もありません。これは社会保険上で夫の扶養になっているということです。

 しかし妻の年収が130万円を超えると、夫の社会保険の扶養から外れなくてはなりません。これが130万円の壁です。妻の勤務先の社会保険に加入できない場合は、国民年金の第1号被保険者となり、国民健康保険に加入しなければならなくなります。

 その場合、国民年金と国民健康保険の保険料は全額自己負担となってしまうため、手取り収入は減少します。一方で将来受け取る年金額は、第3号被保険者と同額で増えません。社会保険の扶養を外れてしまう年収130万円は、なかなか手ごわい壁と言えます。

 実は年収130万円は目安で、正確には「今後の見込み収入として年間130万円(通勤交通費等も含む)以上になる場合」(月あたり108,334円以上)は扶養から外れるのが原則です。ただし夫の勤務先の健康保険によって、扶養から外れる届け出のタイミングには違いがあります。社会保険の扶養を外れてしまうかもしれない時には、早めに確認しておく必要があります。もし扶養を外れているのに届け出をしないまま放置すると、後から遡って健康保険料等の追徴がありますので注意しましょう。

パート収入に関する税金・・・国税庁「家族と税」参照:こちら

NPO法人Wco.FPの会 藤井 智子

 

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