2020年11月のプチ健康意識あなたの呼吸は大丈夫?
鼻呼吸を意識して!

空気が乾燥しやすい季節です。アレルギー症状や風邪などで鼻水や鼻づまりといった鼻トラブルも起きやすく、つい口呼吸になることもありますね。口呼吸が続くと、口の中が乾燥し、喉の痛みの原因に。今回は、鼻と呼吸のお話です。

鼻は、空気を鼻腔からとり入れる時、浄化・加湿・加温の3つの働きをしています。
鼻毛や粘膜、鼻粘膜に生えている繊毛は、空気中のほこりやゴミを取り除きまたウイルスや細菌などの有害な物質が侵入するのも防いでくれています。
さらに、寒さや乾燥の厳しい環境では、身体への負担をやわらげるため、温度を調節する機能もあるのです。鼻呼吸にはメリットが多くありますが、鼻がつまっていたら苦しくてできませんね。そんな時は下記のような対策をおすすめします。

乾燥の季節の鼻づまり対策

①部屋を加湿する
加湿器を使用したり、濡れたタオルを吊るしたりして、適切に湿度を上げてみましょう。

②温かい飲み物を飲む
飲み物の湯気をゆっくり吸ったり吐いたりしながら飲むことで、鼻腔が潤い鼻水が出やすくなります。ミントなど清涼感のあるハーブを入れてもいいですね。

③お風呂で深呼吸する
湯船につかり、湯気を浴びながら深呼吸することで、鼻腔がしっかりと潤います。

簡単にできるセルフケアを取り入れて乾燥の季節も快適に過ごしましょう。