生活クラブ共済連について
理念
生活クラブ共済連は人と人とのつながりを育て、市民の自立と地域の自治の形成に貢献します。
生活クラブ共済連について
生活クラブ共済連は、共済事業や保険代理事業などを通して、地域で暮らす人びとの様々な生活保障とたすけあいの地域社会づくりをすすめています。2023年現在、21都道府県にある32の会員生協が各地で活動しています。改定生協法で生協連合会による共済事業の兼業が禁止されたため、生活クラブ連合会の共済事業を引継ぎCO・OP共済の共同引受をコープ共済連とともに行なう生活クラブ共済連を、2009年12月1日に設立しました。2023年3月末、元受共済の加入者数の推移について、CO・OP共済《たすけあい》は9万7千人、2013年に取組みを開始した生活クラブ共済ハグくみは4万9千人という状況です。
私たちは参加する人たち自らがたすけあいの制度づくりをすることによって、協同組合の特徴を現し、参加する市民の自立と地域の自治の形成に貢献できると考えています。おおぜいの参加によってたすけあいの運動が発展し、「協同組合の価値と原則」に則り、おおぜいの組合員が力を合わせて社会的問題の解決をはかることを目的として、人と人とのつながりを育てる生活クラブ共済運動をつくってきました。
生活クラブ共済ハグくみについて
「生活クラブ共済ハグくみ」は、安心を人まかせにしない、自分たちに必要な保障内容を自分たちでつくり・かえる、との考え方による地域でたすけあって暮らしていくための生活クラブのオリジナル共済です。生活クラブ神奈川で1995年から取り組んできた「ステップ共済」をもとにし、2012年8月に生活クラブ共済連が厚生労働省から認可を受けました。今後も組合員の生活に必要な「もう一つの消費材」として制度改定や運営を行ない、共済と保険を同一視するグローバリズムの潮流に対抗して、各地の生活クラブ生協並びに生活クラブ連合会とともに新たな課題にチャレンジしていきます。
生活クラブ共済連が行なう事業
生活クラブ共済連は、以下の事業を行ないます。
- (1)会員生協の構成員である組合員の生活の共済を図る事業
- CO・OP共済《たすけあい》(コープ共済連との共同引受)
- 生活クラブ共済(生活クラブ神奈川との共同引受)
- (2)共済募集に関わる会員生協の連絡・調整・指導
- (3)保険代理事業
- (4)会員生協の福祉活動支援や情報交流の場づくり、ライフプラン講座などの教育事業