2019/11/14(最終更新日)

台風などにより住まいが被災した時の補償

住宅保険~台風で自宅が被災してしまった時のための保険~

2019年9月~10月、台風と豪雨により関東から東北の広い範囲で甚大な被害が発生しました。台風などの自然災害で住まいに被害があった時に役立つのが住宅保険(火災保険)です。大きな自然災害では「被災者生活再建支援制度」があり、最大300万円の公的支援があります。しかし対象は全壊等と限定されており、これだけで自宅再建するのは困難です。住まいを失うのは生活基盤がなくなってしまうことです。それを防ぐためには自然災害リスクに備え、自宅が再建できるだけの住宅保険が必要です。

住宅保険では、自然災害(地震は除く)は「風災」や「水災」で補償されます。風災は、台風・突風・防風・竜巻など。水災は、台風や暴風雨・豪雨による洪水・高潮・土砂崩れなどが対象です。被害を想定すれば、建物だけでなく家財にも加入しておくのが望ましいでしょう。

地球温暖化などの影響で、今後もスーパー台風が日本に上陸する可能性は高まっています。命を守ることが最優先ですが、被災した時に住まいが再建できるための補償は今まで以上に必要です。水災や風災保障をはずして年に数万円の保険料を安くした結果、被災しても自宅が再建できないと言うことが無いように、家を守る保険をしっかり考えましょう。

                                                                            NPO法人Wco.FPの会

 

生活クラブでは、「住まい」と「家財」の保障としてCO・OP火災共済があります。

詳細はこちら:CO・OP火災共済+自然災害共済

 

NPO法人Wco.FPの会は、おもに生活クラブ生協の組合員対象のライフプラン講座の企画、

講座の講師派遣、および個人相談の三つの事業を中心に活動しています。

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