共済の割戻金とは?いくら受け取れる? 

日本には国民皆保険制度がありますが、もしもの際に安心して対応するために、民間の医療保険や生命保険、共済といった制度に加入する方も少なくありません。特に共済は、掛金が割安で保障内容がわかりやすいことから、加入検討中の方も多いのではないでしょうか。

共済には一般的な生命保険・医療保険と異なる点がいくつかありますが、なかでも特徴的なものとして「割戻金」という制度が挙げられます。この記事では、共済の割戻金の概要やコープ共済の割戻率・振込時期についてお知らせします。割戻金に関してよくある質問も併せて確認し、CO・OP共済へ加入する際の参考にしてください。

目次

1. 割戻金とは?

2. コープ共済の割戻金

3. 【Q&A】割戻金に関するよくある質問

3-1. 共済金を受け取ると割戻金は受け取れない?

3-2. 割戻金の受け取りに申請は必要?

3-3. 割戻金は生命保険料控除の対象となる?

まとめ

1. 割戻金とは?

共済における「割戻金(わりもどしきん)」とは、それぞれの共済が1年間の決算をした際に余ったお金(剰余金)が出た場合に、共済に加入した組合員に返還するお金のことです。

そもそも「共済」とは、加入している組合員が共済掛金を出し合って、お互いに助け合う制度を指します。組合員が入院したり共済期間が満了したりすることで共済金が支払われる仕組みであり、相互扶助によって組合員の安定した生活を維持する目的で運用されています。

民間の保険会社(株式会社)の場合は、株主への配当を考える必要もあるため利益を追求しますが、共済は非営利組織であるため、保険会社よりも利益を求める必要がありません。しかし、1年間事業を行った結果、利益が発生した場合には「剰余金」として組合員に還元する仕組みとなっています。

共済への加入を検討している方の中には、割戻金の金額や割戻率を事前に把握しておきたい方も多いでしょう。しかし、割戻金は、あくまでも「余ったお金」が組合員に還元されたものであるため、毎年の決算後でなければ金額や割戻率が決まりません。したがって、事前に割戻金の金額や返戻率を把握することは、非常に困難だといえるでしょう。

2. コープ共済の割戻金

コープ共済とは、日本コープ共済生活協同組合連合会(コープ共済連)が取り扱う共済であり、地域や職域、学校などにおける生協の組合員が加入できる制度です。共済の種類や加入のタイプは複数ありますが、2020年度における割戻金の実績は、こちらをごらんください

※CO・OP共済《たすけあい》については、生活クラブ共済連とコープ共済連で共同引受しています。

コープ共済「たすけあい」では毎年3月に決算が行われ、毎年3月31日に組合員である方を対象として割戻金が算出されます。割戻金額は前年3月分から当年2月分までの入金掛金額をもとに計算され、8月末ごろに発行される「割戻通知・控除証明書」で確認することが可能です。生活クラブの組合員の方は9月16日頃に振り込まれるため、口座のチェックを忘れないようにしましょう。

3. 【Q&A】割戻金に関するよくある質問

共済における割戻金は、共済加入者にとって嬉しい制度の1つですが、お金が関わることであるため、疑問に感じる点や不安に思っていることもあるでしょう。

ここでは、割戻金に関してよくある質問を3つ紹介します。多くの方が感じる疑問や不安の内容と、それに対する答えを確認し、割戻金への理解を深めましょう。

3-1. 共済金を受け取ると割戻金は受け取れない?

共済金とは、共済の組合員が病気や事故、火災などによって経済的損害を被った場合に、共済が組合員に支払うお金のことです。一般的な保険会社における保険金と同様のお金と考えるとよいでしょう。

割戻金は剰余金が発生した場合に還元されるお金であり、共済金とはまったく異なるものです。したがって、共済金を受け取った場合でも、「○月末時点で組合員であること」といった条件を満たせば、割戻金を受け取ることができます。

3-2. 割戻金の受け取りに申請は必要?

他共済団体では申請が必要な場合もありますが、コープ共済、生活クラブ共済ハグくみは申請が不要で、毎年自動的に口座に振り込まれます。

※生活クラブ共済連のCO・OP共済《たすけあい》割戻金についての詳細こちらをごらんください
※「控除証明書(共済掛金払込証明書)」の郵送日こちらをごらんください

3-3. 割戻金は生命保険料控除の対象となる?

確定申告や年末調整の際に「生命保険料控除」の制度を利用すると、契約の内容に応じた金額の所得控除を受けられます。割戻金は自分の手元に還元されるお金であるため、生命保険料控除の対象とはなりません。

例えば、毎月2,000円(年額24,000円)の掛金を支払った年の割戻金が3,000円であった場合、生命保険料控除の対象額は21,000円(24,000円ー3,000円)が目安となります。生命保険料控除を利用して節税対策を行うためにも、支払った掛金とともに割戻金の金額もきちんと把握しておきましょう。

まとめ

割戻金は、共済事業の運営において剰余金が発生した場合に組合員に還元されるお金のことです。剰余金の金額は各共済・事業年度によって異なるため、加入前に割戻金や割戻率を正確に把握することが難しいことに注意しましょう。

割戻金は共済特有の仕組みであるため、疑問に感じたことや不安に思うことがあれば加入前にチェックすることが大切です。公式ホームページや資料などで確認した上で、自分に合った共済を選びましょう。

👉生活クラブ共済連の取扱う共済こちらをごらんください

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