子どもにスマホはいつから持たせる?リスクを回避するための方法

スマホは時間や場所を問わず連絡可能なツールであることから、防犯対策の一環として子どもに持たせたいと考えている保護者も多いでしょう。子どもがスマホを持つことにはメリットもある一方で、デメリットやリスクもあるため、子どものスマホ購入に対して慎重な人も少なくないのではないでしょうか。

当記事では、年齢別スマホ所持率から「スマホをいつから持たせるか」といった疑問を解消します。子どもにスマホを持たせるメリット・デメリットや、リスクを回避するにはどのような方法があるかを理解し、安心して子どもにスマホを持たせられる環境を整えましょう。

目次

1. データでわかる「子どもの年齢別スマホ所持率」

2. 子どもにスマホを持たせるメリット4つ

2-1. 離れていても子どもの居場所がわかる

2-2. 家族間・子ども同士のコミュニケーションが取りやすくなる

2-3. 情報収集能力が身につく

2-4. ITリテラシーの向上につながる

3. 子どもにスマホを持たせるデメリット4つ

3-1. スマホ依存に陥る可能性がある

3-2. 身体へ何らかの悪影響を及ぼす可能性がある

3-3. SNS関連のトラブルリスクが常にある

3-4. 多額の課金をしてしまう可能性がある

4. 子どもにスマホを持たせる際のリスクを回避するためには?

まとめ

1. データでわかる「子どもの年齢別スマホ所持率」

子どもが小学生になると、塾や習い事、学童保育などお迎えが必要なシーンや、子どもが1人で遊びに行く機会が増えます。最近では、子どもといつでも連絡を取れるようにするために、子どもにスマホを持たせる保護者も少なくありません。それでは、何歳を目安に子ども専用のスマホを持たせるとよいのでしょうか。

内閣府の「令和3年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、7~16歳における年齢別のスマホ所持率(専用率)は下記のようになっています。

■年齢別に見る「自分専用スマホ」を所持する割合(7~16歳)

(出典:内閣府「令和3年度青少年のインターネット利用環境実態調査」/https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_torikumi/tyousa/r03/net-jittai/pdf/sokuhou.pdf

上記のデータより、小学校に入学して間もない7歳では約2割、高学年に差し掛かる10歳では約5割の子どもが自分専用のスマホを所持していることがわかります。10歳では2人に1人がスマホを持っていることから、このくらいの年齢を目安にスマホを持たせるかどうか検討するとよいでしょう。

2. 子どもにスマホを持たせるメリット4つ

青少年のスマホトラブル・ネットトラブルは珍しくないことから、小さな子どもにスマホを持たせることに不安を感じている保護者も多いでしょう。

しかし、子どもが自分専用のスマホを持つことにはさまざまなメリットもあります。ここでは、子どもにスマホを持たせることで享受できる4つの魅力的なメリットを確認しましょう。

2-1. 離れていても子どもの居場所がわかる

位置情報を共有できるアプリをスマホに入れておけば、子どもと離れていても、保護者のスマホから子どもの位置情報を確認することができます。子どものスマホがどこにあるか瞬時にわかるため、塾や習い事から帰宅するときや、子どもたちだけで遊ぶときも安心できるでしょう。

また、位置情報アプリによっては位置情報の履歴を記録することも可能です。「学校から塾や習い事に寄り道せず行けたか」など、子どもの行動をおおまかに確認できるため、共働きなどで塾や習い事への送迎が難しい家庭でも有効に活用できます。

2-2. 家族間・子ども同士のコミュニケーションが取りやすくなる

子どもにスマホを持たせると、家族でこまめに連絡を取り合えるため、コミュニケーションが取りやすくなります。スマホは電話だけでなくメールやSNSも利用できるため、口頭で伝えるだけでなくメールなどで文字にして残すことも可能です。親も子も後から内容を再確認できるため、思い違いや思い込みによるすれ違いを防ぐことができるでしょう。

さらに、近年では自分専用のスマホを持っている子どもも増えていることから、自分の子どもと仲がよい友達の多くがスマホを持っていることも珍しくありません。スマホがあれば子どもたちだけで遊びの約束ができるなど、友達同士でのコミュニケーションも活発になると考えられます。

2-3. 情報収集能力が身につく

疑問に思うことや不思議に感じることについて、子ども自身がインターネットで調べて情報を収集できるという点も、スマホを子どもに持たせるメリットの1つです。

「わからないことを自分で調べて解決する」というプロセスを何度も繰り返すことで、「情報収集能力」や「問題解決能力」といった能力が育まれます。これらの能力は、学校での勉強だけでなく、スポーツや芸術、仕事などでも発揮できるでしょう。

2-4. ITリテラシーの向上につながる

パソコンやスマホなどのITツールを使用する際には、ITやインターネットとの上手な付き合い方を学ぶ必要があります。日常生活の中で親が子どもにITリテラシーを教えることも重要ですが、スマホを実際に使用することで上手な使い方を学べることも少なくありません。

また、スマホの使用を通して、セキュリティやトラブルなどのリスクについて深く考える機会も増えると考えられます。子どもの頃からITリテラシーの基礎を築くことで、大人になってから大きな問題やトラブルを発生させるリスクも低減できるでしょう。

3. 子どもにスマホを持たせるデメリット4つ

子どもにスマホを持たせることには魅力的なメリットも多い一方で、子どもがスマホを使用するデメリットもいくつか存在します。子どもにスマホを持たせることを検討する際には、メリットとデメリットの両方を理解した上で判断することが大切です。

ここでは、子どもにスマホを持たせることの4つのデメリットを解説します。子どもにスマホを持たせることにはどのようなリスクがあるか把握し、適切な対策をとるようにしましょう。

3-1. スマホ依存に陥る可能性がある

子どもがいつでもスマホを使える状態にしておくと、友達との連絡やゲームアプリ・動画アプリなどに気を取られ、手元にスマホがないと落ち着かない状態になる恐れがあります。就寝前にだらだらとスマホを使用する子どもも多く、睡眠時間の減少や睡眠の質の低下が懸念されています。

スマホを使用する時間が長くなると、十分な勉強時間を確保できないため学力低下につながりかねません。睡眠時間の減少や睡眠の質の低下は、集中力の低下を引き起こす可能性があることにも注意しましょう。

3-2. 身体へ何らかの悪影響を及ぼす可能性がある

スマホを長時間使用することで、視力が低下する可能性があると言う意見も少なくありません。スマホの使用と視力の低下との関係にはさまざまな意見があるため断定することはできませんが、「目と画面との距離を適切に保つ」などの対策をとることをおすすめします。

また、就寝前のスマホ使用は寝不足の原因になります。寝不足は生活リズムの乱れや体調不良にもつながる恐れがあるため、十分に気をつけて子どもに使わせる必要があるでしょう。

3-3. SNS関連のトラブルリスクが常にある

スマホで利用できるSNSは、家族や友達とつながれる便利なツールですが、SNSに関連したトラブルに巻き込まれるリスクもゼロではありません。

近年ではトラブルの種類も増加傾向にあるため、親子ともに情報をアップデートしながら対策を考えることが重要です。

3-4. 多額の課金をしてしまう可能性がある

スマホで使えるアプリやサービスには、課金をすることで有利に使えるものも少なくありません。キャリア決済やプリペイドカードでの決済なども可能であるため、支払い方法の管理を厳重に行いましょう。

また、無断で親のクレジットカードを利用し、多額の課金をしてしまうケースもあります。子どもが勝手に使用したとしても、基本的に親に支払い義務が発生する(一定条件を満たせば請求の取り消し可)ため、親が責任をもって支払いなどの対応をしなければなりません。

4. 子どもにスマホを持たせる際のリスクを回避するためには?

子どもにスマホを持たせる際のリスクを回避し、メリットを最大限享受するためには、次の2つのポイントを押さえて使用させることが大切です。

まとめ

最近では専用のスマホを子どもに持たせる家庭が増えており、10歳では約半数の子どもが自分専用のスマホを持っているとされています。子どもにスマホを持たせることにはデメリットもありますが、「子どもの居場所がわかる」などのメリットも多く存在します。メリットとデメリットの両方を踏まえた上で、子どもにスマホを持たせるかどうかを判断しましょう。

子どもにスマホを持たせるリスクをなるべく回避するためには、「使用ルールを事前に決める」「利用制限やフィルタリングをかける」といった対策を講じることが重要です。親子でスマホの使い方を十分に話し合い、お互いに納得できるルールを設定しましょう。

 

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