2023/3/2(最終更新日)

固定費の節約方法を7カテゴリ別に紹介!家計見直しの際のポイントも

「これから結婚・出産を考えている」「将来のためになるべく貯金したい」など、節約をして家計を改善したいと考えている方も多いでしょう。節約に取り組む際には、食費や日用品費といった変動費を減らすことも大切ですが、通信費や住居費、水道光熱費といった固定費を見直すこともまた重要です。

当記事では、節約する上で固定費の高さに悩んでいる方向けに、固定費を効果的に節約する方法を費目別(カテゴリ別)に解説します。固定費を見直す際のポイントも併せて確認し、効率よく効果的な節約の実践を目指しましょう。

目次

1. 【カテゴリ別】固定費の節約方法

1-1. 通信費

1-2. 住居費

1-3. 水道光熱費

1-4. 車両費

1-5. 教育費

1-6. サブスクリプション代

1-7. 保険料

2. 固定費を見直す際のポイントは?

まとめ

1. 【カテゴリ別】固定費の節約方法

家計の支出項目は大きく分けて「変動費」と「固定費」の2種類があります。

【変動費と固定費】

節約を考える際には、変動費の支出を減らすことも重要ですが、まずは固定費を見直すことをおすすめします。固定費を削減するためにはプラン変更などの手続きが必要になるものの、見直し後は自動的に節約できるようになるため、より効率よく家計の改善を図ることができるでしょう。

ここでは、固定費の節約方法を7つの支出項目(カテゴリ)ごとに解説します。この機会に固定費をしっかりと見直し、ストレスの少ない節約を目指しましょう。

1-1. 通信費

現代社会ではスマホや携帯電話、インターネットといった通信ツールは必要不可欠なものであるため、これらにかかる通信費をすべてゼロにすることは難しいでしょう。しかし、料金プランや使い方によっては、通信費を大幅に節約することも可能です。

大手キャリアのスマホを利用している場合、まずは今より格安なプランに変更することが考えられます。キャリアや通信速度にこだわらないのであれば、格安スマホ・格安SIMに乗り換えることも1つの方法です。

また、自宅でインターネットを使用している場合は、自宅のインターネット回線とスマホをまとめることで受けられる割引プランの利用も検討してみましょう。違約金や解約金の発生を防ぐためにも、契約更新のタイミングでの見直しをおすすめします。

1-2. 住居費

住居費とは家賃や住宅ローンの支払いなど、住まいで暮らすために必要なお金のことです。住居費は手取り収入の3分の1までが目安と言われているため、これよりも住居費が高い方や、さらに住居費を削減したい方は住居費の節約を検討してみましょう。

賃貸に住んでいる方は、今よりも家賃が安い物件への引越しがおすすめです。引越し代や仲介手数料などがかかりますが、長い目で見ると節約効果が高いケースも少なくありません。

また、持ち家のある方は、今よりも金利の低い住宅ローンへの借り換えや、住宅ローンの繰り上げ返済といった方法が考えられます。いずれの場合でも、ファイナンシャルプランナーなどの専門家と相談しながら進めるとよいでしょう。

1-3. 水道光熱費

水道光熱費とは、水道や電気・ガスなどの利用料金のことを指します。水道代は自治体によって料金体系が決まっているため、「節水タイプのシャワーヘッドに換える」「お風呂の残り湯を活用する」など、使用量を節約することを心がけましょう。

電気代やガス代を見直す際には、現在の契約プランが適切かどうかをまず確認しましょう。ライフスタイルや使用量によっては、契約プランを変更することで大幅に節約できる可能性があります。

また、電気やガスは契約する会社を自由に選べるため、現在契約している会社で適切なプランがない場合は、会社を変更することもおすすめです。会社によっては電気とガスをまとめることで割引を受けられるプランもあるため、電気とガスの両方を利用している方は検討してみるとよいでしょう。

1-4. 車両費

自動車を所有している方は、自動車の維持費を見直すことも大切です。「自動車保険で不要な補償・特約が付いていないか」「近くにより安い駐車場がないか」など、自動車保険料や駐車場代の節約を検討してみてください。

また、これから自動車を購入する方は、自動車本体の価格だけでなく、自動車税や自動車重量税、車検費用などの維持費を考慮した上で車種を選びましょう。一般的に、普通車よりも軽自動車のほうが維持費は安くなります。自動車を頻繁に使用しない場合は、カーシェアリングやレンタカーを利用することも1つの方法です。

1-5. 教育費

「子どもの教育にはなるべくお金をかけてあげたい」と考える家庭も少なくありませんが、教育費が家計の負担になっては元も子もありません。塾や習い事の内容・時間数は子ども本人と相談しながら取捨選択することも大切です。

なお、IT化が進んだ現代では、オンライン教室やアプリ、サブスクリプションサービスなどで質の高い教育を受けることもできます。塾や習い事に通うよりも安く済む場合が多いため、子どもの意見や向き・不向きを考慮しながら、ITツールをうまく取り入れて教育費の節約につなげましょう。

1-6. サブスクリプション代

サブスクリプションサービスとは、毎月一定の料金を支払うことで利用できるサービスのことです。音楽や動画、雑誌などの配信サービスや月額課金制のスマホアプリはもちろん、新聞やスポーツジムなども広義のサブスクリプションサービスと言えるでしょう。

これらのサービスは加入していることを忘れているケースも少なくありません。まずは、スマホやクレジットカードの利用履歴を参考に、加入しているサービス・金額をリストアップしましょう。利用していないサービスは解約したり、自分に合ったサービス・プランに変更したりするなど、整理しながら手続きを進めてください。

1-7. 保険料

万が一に備えて、医療保険や生命保険、がん保険、火災保険、自動車保険などの各種保険に加入している方も多いでしょう。トラブルに備えることは大切ですが、今の自分・家族に必要な保険内容かどうかを定期的に見直し、加入する保険を整理することも重要です。

特に、就職や結婚・出産、住宅の購入、子どもの独立など、ライフステージが変化するタイミングは、保険の見直しを行う絶好の機会と言えます。「家族が増えたら医療保険や生命保険を手厚くする」「子どもの独立後は個人年金や介護保険で老後に備える」など、ライフステージに合わせて保険の種類を切り替えましょう。

また、複数の保険で補償内容が重複しているケースも珍しくありません。民間の保険だけでなく、健康保険や労災保険などの社会保険でカバーできる内容もあるため、各保険の内容を考慮しながら加入する保険を検討するようにしましょう。

2. 固定費を見直す際のポイントは?

固定費は生活する上で必要な費用が多いため、やみくもに削減すると生活の質が大幅に低下してしまい、節約生活にストレスを感じやすくなってしまいます。以下のようなポイントに注意しながら、計画的に固定費の見直しを行いましょう。

【固定費を見直す際の3つのポイント】

まとめ

固定費の見直しは面倒な手続きを伴う場合も多いため敬遠しがちですが、一度見直せば自動的に節約生活を続けられるというメリットがあります。ストレスの少ない節約生活を送るためにも、通信費や住居費、水道光熱費などの支出項目ごとに自分に合った節約方法を実践しましょう。保険の見直しを定期的に行うこともおすすめです。

また、固定費を見直す際には、節約の目標を明確に定めることが重要です。ポイ活や家計簿もうまく取り入れ、固定費とともに変動費の見直しも少しずつ進めていきましょう。

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