自転車保険と賠償責任保険
自転車はその手軽さから認識を誤りがちですが、自転車は車やバイクと同じ「車両」です。自身がケガをするだけでなく、歩行者など他人にケガをさせたり、物を壊したりするなど様々な危険が潜んでいます。平成29年の自転車事故件数は1年間でなんと90,407件。それによる死亡者は480人にも上ります(※警視庁データより)。しかも、死者の80.2%、負傷者の62.6%は自転車側にも何らかの法令違反が認められています。自転車事故の8割以上は自動車との事故で、その半分以上は出会いがしらの衝突による交通事故です。しかし、最近は自転車と歩行者との交通事故も増加しています。事故の状況によっては、自転車側が加害者となるケースもたくさんあります。安心して快適な自転車ライフを過ごせるよう、ルールを守って行動しましょう。万が一のときのために賠償責任の保障に入ることをおすすめします。
〈参考資料〉自転車事故による損害を補償する自転車保険等の種類