台風は地震とは違って、勢力や進路などがある程度予測できます。そのため事前に対策をたてるのが可能なはずですが、実際には大きな被害が発生しています。自然の猛威の前に、人の力で予測できることには限りがあると思い知らされます。 それでも備えは必要です。今日は台風への備えを2つ挙げます。 1つは、住宅保険です。住宅保険は、風水害での被害も補償対象です。しかし契約によって補償額が大きく違います。風水害の補償の有無や内容を確認しておきましょう。ただし建物の老朽化が原因の場合は、補償の対象外になる場合もあります。保険に加入するだけでなく、家のメンテナンスもきちんとしてきましょう。 2つ目は、備蓄です。水、食料だけでなく停電への備えも忘れないようにしましょう。今月千葉県に上陸した台風15号では、大規模な停電が発生しました。地域によって完全復旧までには1か月近くかかりました。長期の停電による日常生活への影響ははかりしれません。備蓄品とその量は家族構成によって違います。我が家の場合は…と考えて備えることが重要です。 「天災は忘れたころにやってくる」と言う言葉通り、記憶が薄れてしまうと危機感も薄れます。改めて備えを確認しましょう。
2019/9/25(最終更新日)