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小さなことから始めよう毎日のプチ健康意識 小さなことから始めよう毎日のプチ健康意識

運動不足や偏食などを自覚しつつ、なかなか改善のための一歩が踏み出せない…というお悩みはありませんか?
このコラムでは、そんなお悩みにこたえるべく、無理なくゆったりと始められる、続けられる健康意識法をご紹介します。

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2025年12月のプチ健康意識冬場の体調不良、
鼻の乾燥が原因かも?

冬場の体調不良、鼻の乾燥が原因かも?

外気が乾燥する季節に起こりやすい症状のひとつに「ドライノーズ」が挙げられます。ドライノーズとは、鼻の中の粘膜の水分が蒸発して乾いた状態のこと。粘膜が乾燥すると、痛みや違和感を覚え、鼻血が出るなどの症状が起こることもあります。

通常、鼻の中は適度に潤っており、ウイルスやほこりなどの異物を体外に排出する働きをしています。しかし鼻の中が乾燥していると、バリア機能が低下し、異物が粘膜に入り込んで炎症を引き起こし、感染症や花粉症などの悪化につながります。日常生活でできる対策で、ドライノーズを予防していきましょう。

▼鼻の乾燥を防ぐセルフケア

①環境の加湿
空気が乾燥しているときは、加湿器などを活用し、室内の湿度を50~60%に保つよう意識しましょう。洗濯物を室内に干したり、濡らしたタオルを干すことも効果的です。

②意識的な水分補給
体内の水分バランスを保つために、十分な水分を摂取することが大切です。水分補給には水や麦茶などがおすすめ。コーヒーや紅茶などのカフェインを含む飲み物は、利尿作用によって水分が失われやすくなります。

③直接保湿する
粘膜を直接保湿する、鼻に直接吹きかける保湿スプレーなど、ドライノーズ向けの商品も多く発売されています。また、鼻の中に適量のワセリンを塗るのも効果的です。指で塗ると雑菌が繁殖する恐れがあるため、清潔な綿棒などを使って塗るようにしましょう。

症状が長引いたり痛みが悪化した場合は、医療機関への相談をおすすめします。