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小さなことから始めよう毎日のプチ健康意識 小さなことから始めよう毎日のプチ健康意識

運動不足や偏食などを自覚しつつ、なかなか改善のための一歩が踏み出せない…というお悩みはありませんか?
このコラムでは、そんなお悩みにこたえるべく、無理なくゆったりと始められる、続けられる健康意識法をご紹介します。

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2025年06月のプチ健康意識身体がカーッと熱い…。
それって「ホットフラッシュ」かも?

“身体がカーッと熱い…。それって「ホットフラッシュ」かも?

気温が上昇し、汗ばむ陽気の日が増えてきました。しかし、気温に関わらず急に顔がカーッと熱くなったり、汗が止まらなくなったりする症状が一日に何度も起こる経験はありませんか?それは「ホットフラッシュ」かもしれません。

「ホットフラッシュ」とは、更年期障害の症状のひとつ。顔や胸部などの急激な熱感が生じ、気温に関わらず汗が噴き出し、心臓がドキドキするなどの症状がみられます。数分間症状が続き、1日に数回繰り返すこともあります。
ホットフラッシュの主な原因として考えられているのが、閉経に伴う女性ホルモンの減少です。女性ホルモンの分泌が急激に減って、自律神経が乱れることにより、体温を一定に保てずほてりや発汗などの症状が起こります。

ホットフラッシュは、自律神経のバランスが乱れているサインです。ほてりやのぼせ、発汗、寒気などの症状があらわれたときは、深呼吸をしてリラックスし、心拍数を落ち着かせましょう。冷たいタオルやハンカチ、ハンディファンなどを活用して、顔や首を冷やすのも効果的です。
また、自律神経を整えるには、規則正しい生活習慣を送ることも大切です。栄養バランスのよい食事を心がける、適度な運動を習慣にする、十分な睡眠を取るなど、生活習慣を見直してみましょう。

ホットフラッシュは更年期障害の症状のひとつではありますが、症状が続き、日常生活に支障が出る場合は、自己診断はせず、医療機関を受診しましょう。