2019年5月のプチ健康意識「腹式呼吸」で心と体を健康に

何かとストレスを抱えながら過ごす毎日。
リラックスしたいけど、忙しくてなかなか時間が取れない方も多いのでは…。
そんな時は手軽にできるリラックス法として、「腹式呼吸」を試してみませんか?

吸う息に合わせて下腹部を膨らませ(緊張)、吐く(弛緩)という緊張と弛緩を繰り返す呼吸法「腹式呼吸」を行うことで、リラックス作用を持つ「副交感神経」の働きが高まります。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、「副交感神経」は休養時や睡眠時に活発になる神経なので、これを優位にすることで気持ちを落ち着かせることができます。また体内に多くの酸素を取り込めることができるので、血液の循環が活発になり、代謝も良くなります。

腹式呼吸のやり方
①イスに深く腰掛け、心も体もリラックスした状態に。
②まずはゆっくり、お腹がへこんでいくのを感じながら口から息を吐ききる。
③おへその少し上に手を置き、お腹を膨らませることを意識しながら鼻から息を吸い込む。
④お腹を凹ませるように、ゆっくり息を吐きだす。
自分で自律神経のバランスを整えることができる簡単な方法なので、覚えておくといいですね。

自律神経に加え、さらに体の調子も整う腹式呼吸。
ふとした時間にできる手軽なリラックス法をぜひ、行ってみてはいかがですか?