2019年10月のプチ健康意識季節の変わり目は
寒暖差アレルギーにご注意を!
秋も深まり、冬に移り変わるこの時期は、日中と夜の寒暖差が大きくなり、体調を崩しやすくなります。特に起こりやすいのは、朝晩に咳や鼻水がでる、顔がかゆい、ムズムズするなどの不調をきたす「寒暖差アレルギー」。きちんと予防をして、寒くなる季節も体調を整えたいですね。
「寒暖差アレルギー」とは気温差などが原因で起こる鼻炎症状。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの他、食欲不振、不眠、疲れやすいと言った不調も見られ、一般的には7度以上の気温差がある場合に症状が出ると言われています。医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれており、明確なアレルギーの原因となる「アレルゲン」が見つからない場合、この症状にあたります。不調をきたす前に適切な予防を心がけていきましょう。
寒暖差アレルギーはアレルゲンやウイルスが原因ではないので、予防策として有効なのは毎日の体調をきちんと管理することです。
寒い日はマスクやマフラーなどを使い、身体が感じる温度差を小さくすること。特に寒暖差が激しい日こそ温度差を小さくすることを心がけましょう。
また、男性に比べ筋肉量が少ない女性は、体内で作りだす熱量が少ないため体温調節がうまくいかず、「寒暖差アレルギー」になりやすいと言われています。簡単にできるウォーキングなどの運動を取り入れて、筋肉をつけることも予防の1つです。
最後に、体を温める普段の食事も大切に。血行促進効果のある生姜やにんにくがおすすめです。
運動や体を温める食事などは、寒暖差アレルギー予防だけでなく、健康な身体づくりの一歩にもなります。
今から普段の生活習慣を見直し、冬を迎える準備を進めていきましょう。