2020年2月のプチ健康意識身体の健康は「歯」から!?
おいしくごはんを食べて健康に過ごすために「歯」は欠かせない存在。きちんと噛むことで唾液の分泌が促され、胃腸での食べ物の消化もよくなります。健康な歯を保つことは、身体の健康にも繋がるので、しっかりと歯のケアを行いましょう。
歯が失われる主な原因は、むし歯と歯周病です。特に、自覚症状がない歯周病は、気づかないうちに歯がぐらついて抜けてしまうケースも。歯周病の症状の1つである、歯茎からの膿“歯槽膿漏”が歯茎にダメージを与え、歯を支える組織を破壊してしまうからです。また、体調が悪く免疫力が落ちている時や、生活習慣の乱れ(たばこを吸ったり、歯みがきをせずに就寝したり、間食の頻度が多かったり)も歯の健康に影響を及ぼします。そして歯周病は、糖尿病や心筋梗塞、肺炎など様々な病気の原因にもなると言われているので、日頃のはみがきで予防をしましょう。
まず歯磨きの基本は、同じ歯を20回以上、歯並びに合わせて磨くこと。顔加えて以下の3つのポイントを心がけましょう。
①歯ブラシの毛先を、歯と歯茎の境目や歯の隙間を意識しながらあてる
②歯ブラシの毛先が広がらない程度の力で磨く
③小刻みに動かしながら、1~2本ずつ磨く
虫歯や歯周病の原因である歯垢(細菌のかたまり)を取り除き、しっかりと予防することが大切です。歯と歯の間や歯と歯茎の境目、噛み合わせ部分は歯垢がつきやすいので、歯ブラシを届かせるように意識して磨きましょう。
身体の健康を守るためにはバランスの良い食事が大切。そして食べ物をきちんとよく噛んで食べるためには、健康な歯が必要です。きちんと噛める歯を保ち、健康の維持・増進に繋げましょう。