2021年4月のプチ健康意識イヤホンの使い過ぎに気をつけて!
気になる耳の疾患リスクとは…?

最近では、オンライン上で行なわれる会議や授業が増えていますね。それにともない、長時間のイヤホンの使用が習慣化すると、耳に負担がかかり、様々な症状が現れてしまいます。耳の機能を守るためにも、手軽な対策を取り入れていきたいですね。

イヤホンを長時間使用することにより、様々なリスクが発生します。例えば、外耳道(耳の入り口である耳介から耳の奥の鼓膜までをつなぐ道)の皮膚が傷つき、外耳道炎を発症したり、耳の穴が密閉されて蒸れることによる、カビの発生。また、大きな音を聞き続けることによる難聴などです。このような症状を防ぐためにも、下記の対策を押さえながら、耳の機能を維持していきましょう。

1.長時間のイヤホンの使用は避ける
イヤホンの使用は 1 日 1 時間未満を目安に。ヘッドホンも同様です。

2.イヤホンの音量はひかえめに
音楽などを聴くときは、耳の負担にならない音量に。音量の目安は、イヤホンをつけていても外部の会話が聞こえる程度の大きさです。

3.耳の「休息日」をつくる
イヤホンやヘッドホンを使用しない日をつくり、定期的に耳を休ませることで、耳への負担を軽減することになります。

※閉塞感(耳が詰まった感じ)や耳鳴り、耳のかゆみなど、耳の違和感に気づいたら、早めに耳鼻科などを受診することが大切です。

耳は、普段生活をする上で重要な役割を果たす場所。イヤホンの使用などに注意しながら、耳の疾患リスクを防いでいきましょう。