2021年9月のプチ健康意識爪は健康のバロメーター!?
日頃から爪をチェックしてみよう
体調が優れないときなど、ふと指先を見たら、普段と爪の状態が違うと気づいたことはありませんか。実は、爪は健康のバロメーターと言われているのです。日頃からセルフチェックを行ない、体調管理に気をつけたいですね。
爪は指先を保護したり、物をつかむときの指の支えになっている他、指の先端には、神経や血管が多く通っていることから、健康状態を映し出す役割も担っています。健康な爪は薄いピンク色。表面も滑らかでつやもあります。爪の形や色がいつもと違った場合は、体調不良などを知らせるサインかもしれません。
■不調な時にみられる爪の形状
爪に横線がある場合は、栄養不良や血行不良、ストレスなどの影響で、爪の成長が抑えられている状態を表わします。
また、縦線がある場合は、乾燥や加齢によることが多いです。他にも鉄分不足により、スプーンのように爪の先が反り返ることもあります。
■不調な時に見られる爪の色
白くて血色が悪い場合は、貧血により血液が指先まで運ばれていない状態。また、緑膿菌に感染すると、爪が緑色になる「グリーンネイル」を引き起こしてしまうことも。特にジェルネイルなどをしていると、自爪とジェルの隙間に菌が入り込み繁殖しやすくなります。
※爪だけでは正確に判断できるものではありません。気になる場合は医療機関に相談してください。
きれいな爪は、健康な身体から。まずは生活習慣を整えてバランスのよい食事を心がけましょう。また内側だけでなく、ネイルオイルやハンドクリームなどを使用して外側からのケアも行ないたいですね。
普段しっかりと見ることのない爪ですが、意識してチェックをすることで、身体の変化に気づき、体調不良や病気などの発見につながることも。小さなサインを見逃さないように習慣化して健康に過ごしましょう。