2022年3月のプチ健康意識腸内環境を整えて、
健やかな毎日を送ろう!
人の腸内には約1000種類、100兆個もの細菌が生息していると言われています。善玉菌であるビフィズス菌などを増やし、腸内環境を整えながら、健康な身体を保ちたいですね。
腸内の細菌は主に、善玉菌(身体に良い働きをもたらす)、悪玉菌(身体に悪い働きをもたらす)、日和見菌(善玉菌、悪玉菌どちらにも属さない)の3つに分類され、これらの菌が互いにバランスをとりながら、腸内環境を整えています。善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで、便秘や下痢の予防・改善に繋がり、お腹の調子を良くしてくれるのです。また腸内に溜まる老廃物を体外へ排出し、肌荒れや吹き出物などの肌トラブルの改善にも繋がります。健康な身体を保つには、元気な腸をつくることが大切になってきますね。
腸内の「善玉菌」の割合を増やすには…?
1. 生きた善玉菌「プロバイオティクス」を直接摂取
ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆、漬物など、ビフィズス菌や乳酸菌を含む食品を食べることで、摂取することができます。これらの菌は、ある程度腸内には存在しますが、住み着くことはないと言われているので、毎日摂取し続けることが大切です。
2. 腸内に存在する善玉菌を増やす「プレバイオティクス」を摂取
野菜類や果物、豆類などを積極的に取り入れていきましょう。これらの食品に含まれるオリゴ糖や食物繊維は、消化吸収されずに大腸まで届き、善玉菌の「エサ」となります。その結果、腸内に存在する善玉菌の数が増えて腸内環境を良くしてくれます。
腸内環境を整えることは、健康な身体づくりへと繋がります。普段の食生活や生活リズムを振り返りながら、身体の内側から体調を整えていきましょう。