2022年6月のプチ健康意識梅雨の時期、頭痛や肩こりの不調が続く…
もしかして「気象病」が原因かも!?

もうすぐ梅雨が始まりますね。どんよりとした日が続くと「なんだか気分がすぐれない」という方も多いのではないでしょうか。実はその症状、天気が原因となる「気象病」かもしれません。

気象病とは、天候や気温、気圧、湿度などの変化による体調不良のこと。

気象病は内耳と大きく関係していると言われており、気圧の変化を感じ取るセンサー的役割を果たしている内耳が敏感に反応しすぎてしまうと、脳に過剰な情報が伝わってしまい自律神経が乱れてしまうのです。その結果、さまざまな不調を引き起こしてしまいます。例えば、めまいや肩こり、倦怠感、頭痛や関節痛などの持病の悪化などです。特に梅雨時期はジメジメとした気候が続き、体調が崩れやすくなりますので気をつけたいですね。

梅雨の季節の不調を防ぐポイント

1.湯船にゆっくりとつかる
自律神経の乱れの予防として、湯船に浸かることがおすすめです。ぬるめのお湯に10分~15分ほど、無理をしない程度に浸かりましょう。入浴により、血の巡りがよくなることで身体が温まり自律神経によい作用をもたらします。

2.日光に浴びる
梅雨時期は、外に出るのが億劫になり、部屋に引きこもりがちに。心身のバランスを整えるには起床時などに10分ほど日光を浴びて、セロトニンの分泌を促すことが重要です。セロトニンは自律神経を整える働きがあるので、天気が良い日は積極的に外に出て、太陽の光を浴びましょう。

3.適度な運動
ウォーキングやストレッチなど身体を動かすことで体内の血液循環が良くなり、乱れた自律神経が整います。自分のできる範囲で適度に運動を行ないましょう。

また、耳の周りの血流を良くすることで、めまいや頭痛の予防や改善につながります。

季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。体調を崩す前に、健康予防を行なって、梅雨時期も穏やかに過ごしましょう。