毎日適度な睡眠を確保しても、日中眠気を感じることはありませんか。眠い状態のままだと、集中力も上がらず作業効率が落ちる場合も。そんな時はパワーナップ(積極的仮眠)がおすすめです。

パワーナップ(積極的仮眠)とは、昼寝を意味する「nap」とパワーアップを掛け合わせたもので、15分～30分程度の昼寝のことです。人間の体内時計の働きによって、1日に2回眠気のピークが訪れると言われており、お昼過ぎに眠くなるのは普通のこと。この眠気を改善させることで、集中力がアップし作業効率の改善が期待できます。また疲労回復によって頭がスッキリしたり、ストレスの軽減にもつながります。

パワーナップの注意点

1. 昼寝時間は最大30分まで
30分以上寝てしまうと深い睡眠状態に入ってしまい、起床時に頭がスッキリせずだるさを感じたり、目覚めにくくなってしまいます。したがって、仮眠は30分以内にしましょう。

2. 15時までに行なう
午後の遅い時間の仮眠は夜の睡眠に影響を及ぼし、睡眠のリズムを乱す可能性があります。時間帯に気をつけてパワーナップを行ないましょう。

3. 寝る姿勢は「座位」
布団などに横たわって寝てしまうと、深い眠りに入ってしまい目覚めにくくなります。深い睡眠に入らないための対策として、椅子の背もたれに寄りかかったり、机に伏せて眠ることをおすすめします。

また、短時間で入眠するために睡眠環境を整えたり、目覚めをよくするために仮眠前にコーヒーを飲むなど、パワーナップの効果を高めて、午後のパフォーマンスをよくしていきましょう。

午後も作業効率を上げたい方はぜひ、パワーナップを取り入れてみてください。