2022年8月のプチ健康意識気になる身体の“におい”は食事が原因?!
気をつけたい食生活のポイント

暑さが増し、汗をかく季節となりました。冬よりも自分の汗のにおいに敏感になる方も多いかと思います。汗拭きシートなどを使用して汗をふき取るのも一つの対策ですが、汗や皮脂などの根本的なにおいの改善には、毎日の食生活が重要になってきます。

体臭をきつくする食生活としては以下が挙げられます。改善のポイントも一緒におさえて普段の生活に取り入れていきたいですね。

1.あぶらの摂りすぎ
食事から脂質を多く摂取してしまうと、皮膚から分泌される皮脂が増えてしまい、においの原因となります。まずは、脂肪の多い肉類やバター、生クリーム、スナック菓子などの摂りすぎに注意しましょう。また、体内での脂質の酸化を抑えるために、緑黄色野菜・果物・海藻類など、抗酸化作用のある栄養素を含む食品も積極的に取り入れられるといいですね。

2.たんぱく質の摂りすぎ
摂取量が多くなると、腸内環境の悪化を招き体臭の原因に。たんぱく質は悪玉菌のエサとなり、においの強い有害成分を作りだしてしまいます。そして、毛穴や汗、皮脂とともに排出されることで、においの元となってしまうのです。したがって、1食に摂るたんぱく質源の食品は「手のひら1枚分(厚みは1㎝)」程度を目安に。また、たんぱく質の代謝を促すビタミンB6も意識的に取り入れていきましょう。

またお酒やにんにく、においが強い野菜や加工食品を多量に摂取してしまうこともにおいの原因となりますので、バランスよく取り入れていきたいですね。 お酒については、その日のうちにアルコール代謝が終わるよう飲む量を調節していきましょう。

食事以外にも疲労や体調不良などが原因となる場合もあります。食生活の改善を含め日ごろの生活を見直し、これからの季節を心地よく過ごしましょう。