2022年11月のプチ健康意識ヘアケア方法「湯シャン」で
頭皮環境が整いやすくなる!?
冬の寒さが厳しい季節。乾燥も気になる時期となりました。肌はもちろん、髪のコンディションも乾燥によって左右されますね。そこで今回は、頭皮環境を整えるためのヘアケア方法「湯シャン」についてお話しします。
湯シャンとは、シャンプーを使用せずに“ぬるま湯”で髪を洗い流す方法です。シャンプーを使用しないことで、洗浄成分による頭皮への負担が軽減され、フケや乾燥を抑えたりすることができます。また、頭皮の皮脂の洗い流しを防ぎ、紫外線や乾燥から頭皮を守ってくれます。しかしデメリットもあります。湯シャンだけでは頭皮の皮脂を洗いきれず、べたつきやにおいが気になったり、髪どうしが引っかかりやすくなり髪を傷めてしまう可能性も。湯シャンを始めたいと思う方は週1回程度から行なってみて、自分に合いそうなら徐々に回数を増やしていくのが良いでしょう。※ワックスなどの整髪剤を使用したときは、シャンプーで髪の毛を洗ってください。
湯シャンを効果的に行なうために、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
1. お風呂に入る前にブラッシングを
髪の毛についたほこりや汚れなどを、お風呂に入る前にブラッシングすることでしっかりと取っておきます。
2. お湯の温度はぬるま湯で
お湯の温度が熱すぎてしまうと、頭皮が刺激をうけ乾燥が進み、かえって皮脂が多く分泌されたりフケなどの原因になります。38度ぐらいのぬるま湯で流しましょう。
3. 頭皮をしっかり洗う
髪の毛を洗うのではなく頭皮を洗うことがポイント。指の腹を使って頭皮をマッサージするように頭全体を洗いましょう。また、髪どうしが傷つかないようにやさしく洗いましょう。
4. トリートメントは忘れずに
湯シャンだけでは髪を保護することができないので、パサつきやうねりを抑えるために、トリートメントの使用をおすすめします。
5. 髪を洗った後はすぐにドライヤーで乾かす
洗髪後の髪が濡れている時が、一番髪が傷みやすいです。特に夏場などは暑くて髪を乾かさずに放置しがちですが、自然乾燥はせずしっかりとドライヤーで乾かしましょう。
今回湯シャンについてご紹介しましたが、良い点もあれば注意しなければいけない点もあります。自分の髪の悩みにあわせながらヘアケアを取り入れて、頭皮環境を整えていきましょう。