4月は、進学や就職などにより、新しい職場や新しい仲間と交流したり、さらに引っ越しをしたり、変化の多い季節です。そんな環境の変化により、知らず知らず心身に負担がかかっていることも。理由がわからない不安感がある、ネガティブな感情に支配されがち、頭がごちゃごちゃと混乱して仕事や私生活がうまくいかない…。
そんなストレスを抱えている方に試してほしいのが、書く瞑想「ジャーナリング」です。ジャーナリングとは、頭の中に浮かんだことや、自分が思ったことなどを紙に書いていくという、とてもシンプルな行為のことを言います。

●ジャーナリングのやり方
1.紙とペンを用意します。

2.書くテーマと、制限時間を決めます。

3.あれこれ考えず頭に浮かんだことを何でもいいから書いていきます。

4.時間がきたら、書いたことを読んで、自分の気持ちを振り返ってみましょう。

テーマは例えば「自分が楽しかったこと、うれしかったこと」や「今悩んでいること」「今日の出来事やそれについて思ったこと」など何でもOKです。

●ジャーナリングで期待できる効果
何も考えずひたすら紙に思いをつづっていくことで、後で見返すと、自分の状況を客観的に見ることができます。自分では自覚していなかった感情や、自分の本心など、さまざまな発見が見つかります。気持ちや頭のごちゃごちゃの整理にも効果的です。感情を紙に書き出すことで、ストレスのはけ口になり、気持ちが落ち着くことも期待できます。

ジャーナリングは紙とペンがあれば簡単に始められるので、手軽なメンタルケア方法としてぴったり。気持ちの整理をして、新生活のストレスを解消していきましょう。