2023年11月のプチ健康意識お風呂でストレスリセットを!
毎日の入浴時にできる「瞑想浴」
日々気温が下がり、お湯を張って湯船に浸かる日が増えた方も多いのではないでしょうか。今回は、お風呂でできるストレスリセット法「瞑想浴」を紹介します。
「瞑想浴」とは、その名の通りお風呂の中で瞑想を行うこと。普通の瞑想との違いとして、お風呂での瞑想は一人きりの空間で裸の状態で行うため、まっさらな自分に向き合うことができると言われています。また、スマホやテレビなどのデジタルデバイスから離れて情報をシャットダウンでき、さらにお湯の浮力で重力からも解放されます。
瞑想浴は、普通の瞑想と同様にストレスや緊張感から解放され、心を穏やかに保つ効果が期待できます。さらに入浴そのものに副交感神経を優位にしてリラックスする効果があるため、お風呂での瞑想は心の安定化に非常に適していると言えるでしょう。
瞑想浴の際は、たたんだタオルなどを首の後ろに置き、頭を浴槽のふちにもたれかけてゆっくり脱力しお湯につかります。そのままゆっくりと深く呼吸をし、呼吸に集中して雑念を取り払っていきます。何か気になることが浮かんでも「雑念がある」と受け止め、再び呼吸に集中していきます。長く入るのがおすすめですが、短ければ5分程度でも。のぼせるのが心配な人は、頭に冷たいタオルを乗せてください。
毎日の入浴時間を有効活用すれば、新たに時間を確保する必要もありません。さらにリラックス度を上げるために、入浴剤を入れたり、キャンドルを炊くのもおすすめです。落ち着く音楽を流すのもいいですね。自分だけの瞑想しやすい空間づくりを楽しんでみてください。