2025年02月のプチ健康意識太陽の光で心身が健康に!?
日光浴の効果

近年は、日焼けを避けるために日光をできるだけ浴びないようにしている方も多いと思われます。ですが太陽の光は、浴びるだけで心身の健康に役立つとされています。その効果の一部を見てみましょう。
■骨の新陳代謝アップ
太陽光を浴びると、体内のビタミンDが活性化します。ビタミンDは、骨の材料となるカルシウムの吸収を促進したり、カルシウム摂取が不足しているときは尿の中からカルシウムを再吸収するように働きかけるなど、骨粗しょう症の治療にも使われています。
■免疫力アップ
ビタミンDは、免疫力アップにも効果的です。かぜやインフルエンザなど、さまざまな感染症の発症・悪化の予防になると言われています。
■心の安定につながる
太陽光を浴びると、セロトニンという神経伝達物質が分泌されます。セロトニンは脳を活発に働かせる作用があり、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。セロトニンが増えることで、ストレス解消や集中力アップなどの効果が期待でき、気持ちが明るくなって心の安定につながると言われています。冬は日照時間が短く日光を浴びる時間が少ないため、気分が落ち込みやすくなるのです。
さまざまな効果が期待できる日光浴ですが、長時間の紫外線の浴びすぎは肌や目へのダメージにつながる恐れがあります。外で日光浴をする際は、紫外線の強すぎる時間帯の外出を避け、帽子やサングラスで日焼け対策をしましょう。