2019年12月
小石川後楽園
小石川後楽園は徳川御三家のひとつ、水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の屋敷の庭として造った庭園。大きな池を中心とした「池泉回遊式庭園」になっており、池の光のきらめきや、木漏れ日、自然の香りを感じながら、時間を忘れて庭園の風景を楽しめる場所となっています。
11月下旬~12月初旬にかけて見頃になるのは紅葉。イロハモミジやハゼ、ケヤキ、イチョウなどが赤や黄色に変わり秋の風景を感じることができます。山々が色づき始め、風情のある庭園や日の光とのコントラストが絶景です。ツワブキやツバキ等も道を彩りながら咲いており、山を抜けると江戸時代初期の近郷の農村を模した、昔懐かしい田園風景を見ることができます。
庭園を進むと、弁天様がまつられている蓬莱島があり、祠の周りの木々が赤く色づくにつれて、幻想的な風景を見ることができます。また東福寺の橋を模した「通天橋」や、日本で最も古い石造りのアーチ橋のひとつ「円月橋」もたたずみ、自然と混ざり合いながら、趣のある情景となっています。
各地の景勝を模した山や川、橋を見ることができ、四季折々の顔を見せる「小石川後楽園」。季節を感じる花や風景を楽しみながら、庭園を歩いてみませんか。
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●開園時間:
午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)
※休園日
年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
※イベント開催期間及びGWなどで時間延長が行われる場合もあります。 -
●アクセス:
都営地下鉄大江戸線「飯田橋」(E06)C3 出口下車 徒歩3分
JR総武線「飯田橋」東口下車 徒歩8分
JR総武線「水道橋」西口下車 徒歩8分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(T06・Y13・N10)
A1出口下車徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」(M22・N11)1番出口下車
徒歩8分